聴き書き活動イベント
2018.09.10
こんにちは。 「心」を受け継ぐ「想続」を標榜する税理士・デガワです。
今年は日本各所が自然災害の猛威にさらされています。 私は無事でしたが、友人や親族には被災された方もいます。 被災された方に衷心よりお見舞い申し上げます。
地震で崩れた山や、風で飛ばされた建造物などを見るにつけ、今までの価値観が転がりはじめるのを感じます。 土地の価値、貨幣や物流のありようにも影響があるかもしれません。 今までとは違う角度から、物事の価値を図る転換期に入ります。 感じるのは、人生の儚さです。 これまで積み上げてきたもの、護ってきたものの価値が、ごろりと変わってしまう。 そんな時代を私たちは生きています。時代とともに変わるもの、それに合わせて変えていかなければならないものがあります。
一方、どのような時代でも変わらないものもあります。 この、時代によって変わらないものを受け継いでいくことを、私は「想続」と呼んでいます。 前回まで、心を受け継いでいくことの意義を語りました。
今回は、具体的な取り組みについてお話ししたいと思います。 難しいことではありません。 お話を聞くことです。
じつはデカワは月に2回ほど、ボランティアのメンバーと一緒に、地元・川越の特別養護老人ホームを訪問して、お年寄りのお話を伺っています。 毎回、初対面の方にお話を聞いて、内容を色紙にまとめ、プレゼントしています。 話す内容は、自由です。 戦争のことを語る方もいらっしゃれば、ご家族のことを話してくださる方もいます。 ご家族や施設の方も聞いたことがないという話も沢山あります。 聞く相手が変われば、話すことも変わるのです。
そういう話をまとめた色紙をご家族がご覧になると、今まで知らなかった一面が垣間見えます。 ご本人が何を好きで、どういうことを大切にしていたのか。 そんなことを少しでもよく知ることが、「心の継承」「物語の想続」そのものです。
9月16日(日)に、この聴き書き活動をイベントとして行います。 敬老の日を敬聴の日に。 よかったら、ご一緒しませんか? プロのインタビュー・ライターさんを講師にお迎えし、インタビュー講座を受けた後に、2人1組でお年寄りのお話を伺います。 とても喜ばれる活動です。
埼玉県狭山市赤坂290-1 特別養護老人ホーム オリーブ月見乃館 参加できる方は、最寄りの駅から車に乗合せて向かいたいと思いますので、ご連絡ください^ ^
【タイム・スケジュール】
14:00〜聴き書き講座 ・聴き書き作家による、高齢者へのインタビューの意義、手順、注意点、おさえておくべき技術などを講習(ボランティアメンバーのみ)
15:00〜開会の辞 一同ご挨拶、敬聴イベント開始 1〜2人で1人のお年寄りに敬聴 1
5:50〜記念色紙制作 インタビューした内容を似顔絵つきで色紙にまとめてプレゼント
16:00〜閉会の辞 施設の方による締めの言葉、記念写真撮影、全員礼、別室へ移動
16:10〜感想シェア会 その日の聴き取り内容、印象に残ったことなどをシェア
16:40解散 その後、打ち上げの企画もあります。 一緒にお年寄りを喜ばせてくださる方のご連絡を、お待ちしております!