相続の真ん中に「心」を
2018.08.08
こんにちは! アイユーコンサルティングの税理士・出川です^^
今日は、最近考えていることを、皆さんとシェアします。 われわれ税理士の代表的な仕事のひとつに、「相続」があります。 ご存知のとおり、「想続」で取り分をめぐって家族が仲違いする事案は少なくありません。 実は、デガワの両親も相続争いに巻き込まれました。 私の両親の場合、早々に戦線離脱して相続を放棄してしまったのですが、親族間に“しこり”が残っていることは否めません。
税理士になってから「想続」の案件をあつかうと、心がざわつくことがあったんです。 もちろん仕事に支障をきたすほどのものではないのですが、「この気持ちはなんだろう」と考え続けていたところ、両親のことを思い出し、結びついたんです。 立場もあり、詳しい事情は分かりませんでしたが、悲しい気持ちになったことは憶えています。
これを思い出してからデガワは「相続」の真ん中に「心」を入れて「想続」という言葉を着想しました。 「想続」と縦に書いてみてください。「相続」の真ん中に「心」が入ります。 物質的な資産そのものはもちろん尊いものですが、それを子孫に受け渡すために守り抜いた親御さんやご先祖様は、何を大切にしていたのでしょう。 何のために、資産を遺されたのでしょう。 子孫に骨肉の争いをさせるためでないことは確実です。 先達の「心」を受け継ぐために、後進は「資産」を使う権利を譲り受ける。 「想続」は「心」を知ることからはじまると考えました。 そこで私は「心」受け継ぐための運動をはじめます! 正確に言えば、はじめてしまいました。 「想続」、はじまってます!(笑)
「心」はどのように引き継ぐのか。 ちょっと想像してみてください。 その答えは、次回のブログでお伝えします^^ では!