強い企業には強い哲学がある!
2018.03.11
こんにちは。
福岡市、北九州市、関東(埼玉県川越市)そして、今年4月より東京池袋に事務所を構える相続・事業承継に強い提案型税理士法人のアイユーコンサルティングです。
先週末、㈱日本経営理念研究所代表取締役の市川覚峯先生に有難いお声がけを頂き、元リッツカールトン日本支社長の高野登様による「ホスピタリティ」のご講演を拝聴して参りました!!
簡単にお二人のご紹介をさせて頂きます。
市川覚峯先生は、産業能率大学研究員を経て山城経営研究所常務理事として上場企業の経営者教育を行っていらっしゃいます。現在では㈱日本経営理念研究所代表取締役として、若手経営者にリーダーシップを身につけるべく「リード力開発道場」を開催されています。
高野登様は、1994年にリッツカールトン初代日本支社長にご就任された方で、退社翌年の2010年に「人とホスピタリティ研究所」を設立し、キャリアと経験を生かして講演会や企業コンサルティングを行っていらっしゃいます。
ご講演では、リッツカールトンのホルスト・シュルツ社長との出会いやお人柄、日本進出の裏話その他面白いお話ばかりでしたが、中でも、リッツカールトンの強さ、すなわちホスピタリティの高さについてのお話には「なるほど!」と感銘を受けました。
リッツカールトンのサービスは「満足を超え感動を与える」ことで有名ですが、それは経営陣だけではなし得ないことであり、従業員一人一人がそのように行動している結果です。では、何故それが可能か?それは「リッツカールトンの哲学が社員の心に響き、浸透しているからである」と仰っていました。言葉にすると簡単ですが、これほど言うは易く行うは難しいことはありません。リッツカールトンには有名なクレド(信条)がありますが、答えはそこにすべて詰まっているとも仰っていました。マニュアルや研修で能力を鍛えるのではなく、クレドを心から納得していれば、言動はついてくると。
恐らく、ほぼすべての経営者が総じて抱える命題だと思います。
自社には確固たる理念があるのか?その理念は自社の理念として相応しいものであるか?経営陣が心から理念に則り言動しているのか?理念を周知させる活動をしているのか?従業員一人一人が理念に納得し、浸透しているのか?そして、それらすべてをなし得た先に自社の哲学として醸成されているのか?
強い企業には哲学がある、非常に勉強になるご講演でした。
弊社もそのような強い企業となるべく成長し、末永く皆様のパートナーでありたいと思います。
相続や事業承継などでお悩み等ございましたら、お気軽にご相談ください。
税理士法人アイユーコンサルティング
関東統括 出川裕基