暖炉に課税!?‐税金の昔話‐
2015.12.11
こんにちは
福岡市と北九州市に事務所を構える相続・事業承継に強い税理士法人アイユーコンサルティングです。
早いもので、12月の中旬を迎え年末が近づいてまいりました。
慌しい時期だからこそ、大局を見失わいようにと思い、昔の税金について調べてみました。
17世紀頃、イギリスでは暖炉税(Hearth tax)というものがありました。
どのような税かというと、一軒ずつ家を訪ねたり、煙突を目印にしたりして、暖炉の数に応じて課税されていたようです。
当時の人々は、煙突を隠したり、暖炉を覆って隠したりと、あの手この手を使って課税を免れようとしていたようです。税金には当然のようについてくる話です・・・。
暖炉に課税するという発想は、当時暖炉の数が貧富の度合いを示すものと考えられていたことから生まれたようです。
裕福な家であれば家の規模も大きくなるため、必要な暖炉の数も増えるだろうという発想でした。冬の寒さが厳しい地方ならではだと思います。
しかし、生活に必要なものであったことや、暖炉の数を調査することに手間がかかることから、次第に廃止されていきました。
何に税金を課して、その結果どうなったのか。現在の税金を考えるうえでも役に立ちそうです。
大局を見失わないようにと、長々と昔の税金の話をしてきましたが、慌しい時期という事実は何も変わりません・・・。
皆様もお忙しいかとは思いますが、くれぐれもお体は大事になさってください。
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